(大腸がん手術その4)手術直前、娘からのメール

2011年10月28日<入院3日目手術当日ー1>

大腸がん手術、当日を迎えた。

人生初めての手術。
想像していたよりも、落ち着いていた。
それよりも、自分の体の不調の方が勝っていたからだと思う。
 

娘からのメール、がんばれ!

僕の娘はこの時高校3年生。
朝方、娘からメールが来た。

「今、田端。手術ガンバッテ!」
短いメールであったがとても嬉しかった。

僕がいる病院は田端からバスや徒歩で行く。
だから、通学途中である田端駅でメールをしたのだろう。

これは妻から聞いた話。
娘はこんな話をしていたようだ。

「大学、行っていいのかね。
大変なら働く」
僕は娘にこうメールで返した
こんな時期に悪いな。心配せず、頑張れ。

妻は8時頃に来てくれた。
そして、私は術着に着替え、手術の迎えを待った。
 

手術室まで、ストレッチャーで行く。

とうとう迎えが来た。
看護師さんがストレッチャーを私のベッドの横につけ、
僕はそれに横たわった。

狭い。

そして、看護師さんが全身でストレッチャーを動かす。
ストレッチャーの動きは滑らかだ。
僕は天井だけを見つめていた。
何を考えていたのだろうか。今は何も覚えていない。

そして、手術室の前室に到着した。
家族が入れるのはここまで。

「頑張って!」
うん、ありがとう。
妻の姿が見える。
ありがたい。

看護師さんの笑顔

手術室前の受付。

「お名前をお願いします。」
ホリグチイクロウです。
「ありがとうございます。」
検査の時もそうだけど、この時の私は、なぜかはっきり元気よく答えている。
自分の緊張をほぐすためだろうか、
それとも、それを隠したいからか。

ここで、病棟の看護師さんとはお別れだ。

「頑張ってくださいね。」
ありがとうございます。

僕の姿が確認できなくなるまで、笑顔で手を振ってくれていた。
ありがたい。

明る〜い。手術室

手術室は意外と狭い。
たくさんの計器が並ぶ。

そして、テレビでよく見る手術台のライトがある。
しかし、大きな丸の電球が数個あるような形ではなく、
小さな電球がたくさんある、まばゆいばかりのライト。

すげーぇ! 明るい。
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こんな感想しかでてこない。

手術台も狭い。
こんな幅のない台で大丈夫だろうかと思うくらい狭い。

いよいよ。麻酔の準備が始まった。
 
 
29日間の大腸がん入院ー記事一覧ー
その1、知っておこう! 入院、手術計画
その2、大腸がん手術前の準備
その3、僕の大腸がん、やっぱり転移していた
その4、手術直前、娘からのメール
その5、大腸がん手術、全身麻酔の効果
その6、手術後はやはり辛い!
その7、辛いぜ!手術翌日、もう歩行。
その8、大腸がん、初めてのご対面、ストーマ(人工肛門)
その9、大腸がん、初めてのストーマケア
その10、大腸がん、おしっことの戦い
その11、大腸がん、抗がん剤の準備
その12、大腸がん、おしっこバトル2
その13、 大腸がん、長引く入院
その14、大腸がん入院、ついに退院の日
  
  

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