(大腸がんと脳梗塞その4)僕の体、検査始まる。

文字が書けない、言葉が出ない。

僕のベッドは東向きの窓際。日の出の素晴らしさを感じる場所でした。この時は、日の出を見ては、「毎日、日は昇るんだなぁ」と当たり前のことに感動し、そして、手を合わせては「感謝」と、つぶやいていました。
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(ベッドからの日の出の写真です。)

エンピツ、箸がもてない。

朝、起きて字を書こうとするが、指圧がなく字が書けない。左手で字を書く。「思い切って、左利きになろうか」と考えもした。そして、今日も心の中では喋れるが口からは表現できない。もどかしさが続く。
 
この時から、僕は毎日の記録を始めました。
僕は凝り性で、いろいろな方法をためすのが好きなんです。

この記録もだんだん、凝り始めて絵日記風に変わり、次の入院時は、自分でいうのも恥ずかしいですが、結構、上手に記録しています。

一番最初に書いたのはま↓これです。左手(利き手は右)が書いたもの。
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僕の体、検査始まる。

入院2日目から早速、検査が始まりました。内視鏡(胃と大腸)、CTスキャン、その他、そして、輸血。

今日は胃の内視鏡検査。いわゆる胃カメラ。

本格的な検査は生まれて始めて。あんなに嫌がっていた「病院と検査」だけど、今は大人しく病院の言われるがまま。
今日は朝食抜きで、検査の時間は15時。落ち着いていたが内心はドキドキ。

15時。
ついに、検査の時間が来た!
看護師さんに車いすで検査室までつれていかれる。
まずは、予備室で準備をする。ここで、麻酔をするそうだ。白液をのみ、次に注射器のようなもので白い液を喉に溜めて5分間準備をする。

この時は僕は、
「大丈夫!大丈夫!」と呪文のように唱え、
「どんなことをされるんだろう」
「どんな感じなんだ」
「痛い、苦しむことはないのか。」
「耐えられるだろうか」
未知なる体験への嫌な妄想ばかりが浮かんできていました。

しかし、その反面、「もう、ここまで来たら逃げれない」というどうにもできないゆえの落ち着きもあります。

胃カメラ。超ヤダ!初めての 内視鏡。

診察台に横になり、樹脂系のものを咥えさせられる。
「・・? ゴムみたいな匂いがする。」
気持ちのよい匂いではない。これが、私の緊張を無駄に高めた。
検査室が暗くなり、器機の小さな光がだけが目立つ。なんか夜空のようにも思える。

口から異物が入ってくる感覚が始まった。
「カメラを喉に通す時が少しつらい」・・・と
看護師さんから事前に聞かされていた。
飲み込むように指示され、その通りにする。しかし、どうだろう、喉を通してしまえば痛みなどない。目をつぶり大人しく横たわっていた。

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検査時間は5分くらいだろうか、胃の内視鏡検査はなんなく終わった印象である。なんで、この程度でビクビクしていたのか・・・と思った程である。短い時間であったが良い経験になった。

結果として、胃の内部はとっても奇麗な状況であったらしい。
自分の中では「まぁ、胃は大丈夫だろう」と、思っていたので当然のことと思っていた。
この日の検査はこれで終了。

この日の食事はうまかった。卵焼き等全て食べることができた。しかし、これが、この病院で食べた最後のまともな食事でもあった。

輸血、ドラキュラの気持ちが・・・分かるかも?

今日は3日目、輸血をするそうだ。輸血もまたまた初めての経験。まず、他人の血が私の体に入ることへの確認をするらしい。
「大丈夫かどうか」ということである。輸血にも不安があった。

病院としては当然の説明であると思うが、
「大丈夫かどうか・・・」
「ということは大丈夫でない場合があるということだ!」
患者としては不安とさせる言葉でもある。

またまた、僕の頭の中は、
「輸血中、拒否反応がでたらどうなる」・・・と
ネガティブ思考でいっぱいになった。

しばらくして、輸血をしても問題がないという結果がでた。

輸血が始まる、最初はドキドキ。最初の15分間にじんま疹などの抵抗がでるらしい。とにかく、リラックスだ。誰かの血が私の体に入る。どの人の血であるかわからないが、とにかく感謝だ。
何事もなく時間が経過し、拒否反応もない。しかし、赤黒い血液が点滴で流れる様子を見るのは、あまり気分が良いものではない。

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それから、だんだん、落ち着いてくると・・・・
こんな、こんなことが浮かんできました。
「○○の血ならいいなぁ」
学生時代の好きな人です。
少し、ドラキュラの気持ちがわかったかも(笑)
しかし、不真面目ですね。

今日から2日後の腸検査のため食事制限が始まった。
昼はおかゆ汁、夜はコーンスープのみ。
 
 
<大腸がん脳梗塞>ー記事一覧ー
なぜ、脳梗塞?
その1、救急車で運ばれる
その2、なぜ、脳梗塞?
その3、こころとからだ
検査始まる
その4、まずは胃カメラ
その5、2リットル下剤との戦い
その6、もうバレバレだよ
結果
その7、ステージ4の診断
その8、死ぬ気がしない?
方向性
その9、夫婦の一致
その10、方向性が決まる
その11、ネバーギブアップ

 

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