(大腸がんと脳梗塞その8)死ぬ気がしない?

死ぬ気がしない。

結果を受けた翌日の僕はとても落ち着いていたが、しかし、昨日は、「もういいかなぁ」とも思った自分でもある。

今の時代、日本では2人に一人ががんになる。でも、ガンという言葉は強烈に響く、ステージ4と言われれば末期ガンと言われたの同じ。しかし、この時「僕は死ぬ気がしなかった。」これが正直な気持ちだと思う。

告知を受けた翌日、僕はこのようなことを考えいた。
<治療方法>
手術
自分で免疫力を高める治療
鍼灸治療

<これから>
経済的なこと
仕事のこと

頭の中はこれからのことで一杯であったので、「死」ではなく治療を考えていたようだ。しかし、まだまだ、僕は「向き合う」ことへの自覚がなく「楽をして」これが一番の発想になっていた。
 

生きる気力と焦燥感。

ここの病院での担当医は女性の先生で、とても可愛らしく女性らしい綺麗な先生であった。
脳内科の先生なのでがんの専門ではない。

この日に先生に謝った。
「死を覚悟している」など少し冷静さを欠いていたことを・・・。

この時の先生はとても優しく、微笑みを浮かべ、「大丈夫ですよ。」と言って、上着の襟が中に入っているのを直してくれたんです。

この事は先生だけでなく、家族にも生きる気力がないと感じられていたみたいです。この時の僕は、その時の気分でいろんな感情に支配されていたようです。
 

病院への不信感

僕は医学のことは全くわからない。でも、いきなり人工肛門で手術をするという発言に疑問を感じたんです。この前の内視鏡医もそうだ。なぜ、こんなに患者を不安にさせるのだろう。ネガティブなことを言っておけば、最悪の事態の時に逃げらるからだろうか。

これは医師への批判ではなく、懸命に処置をしてくれていることを認めた上での疑問です。忙しいことはあるだろうが、もう少し、患者の気持ちを考えた医療現場も必要な気がする。
 

今、思うこと。

告知をされた日と翌日は、落ち着いていたけど、やっぱり感傷的になっていたんだと思う。諦めたり、これからのことを思ったり、試行錯誤していた。

僕だけであろうか。
弱い自分である。

「もういいかな」と、その時、本当にそう思いましたが、生きたい気持ちも一杯だったから、「死ぬ気がしない」そう感じたのかもしれません。
 
今、定期検診でガンの再発を言われることへの恐怖心がとてもあります。この時よりも不安は大きいように思えます。(これはあくまでも告知への怖さです。体調への不安ではありません)
 
どさくさの中の脳梗塞入院での告知でしたから、冷静な自分よりも受け入れやすく、怖さが少なったかもしれませんね。こう思うと、たくさんの人に迷惑を掛けましたが、私はツイているのかもしれません。
 
 
<大腸がん脳梗塞>ー記事一覧ー
なぜ、脳梗塞?
その1、救急車で運ばれる
その2、なぜ、脳梗塞?
その3、こころとからだ
検査始まる
その4、まずは胃カメラ
その5、2リットル下剤との戦い
その6、もうバレバレだよ
結果
その7、ステージ4の診断
その8、死ぬ気がしない?
方向性
その9、夫婦の一致
その10、方向性が決まる
その11、ネバーギブアップ

 
 

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