(大腸がんと脳梗塞その2)なぜ、脳梗塞?

大腸がん。でも、脳梗塞で入院。

緊急治療室で処置が始まる。
洋服を脱がされ、心電図(胸の所にペッと付けるやつ)・呼吸器・採血・点滴と・・。
初めてのことばかりなので「何されるんだろう」と不安ばかりでした。
看護師さんに声を掛けられるんだけど、言葉にならなかったので頷くだけ。
しばらくして、落ち着いてくると、浮かんでくるのは仕事こと。今月、予定に入っている仕事を「どうしたらいいか」を考えていました。
それに合わせて、今ままで病院にも行かず、最終的に救急車で運ばれてしまったことで、妻に迷惑を掛けてしまい申し訳ない気持ちで一杯でした。

降圧剤の威力絶大・・でもいいの?

若い頃から血圧が高いという意識があって、腕に血圧計を巻かれるだけでドキドキしていたんですね。そんなこともあってか、いつも血圧は高い。
この時は200を超えており、強い降圧剤を飲まされました。濃いピンク色したラグビーボール型の薬です。飲んだ方であればわかると思いますが、あの薬はすごい!! 一気に血圧を下げるせいか「ドン」と落ちる感じがあり、再度、血圧を計ると135ぐらいまで下がっているんです。すごいですよ。でも、こんな薬、本当は良くないですよね。(医学的な見地ではありません)
 

MRI検査。あの閉塞感、どうにかならない?

そして、しばらくして、MRI検査。MRIは過去に一度、脳ドックを受けたことがあり経験済。でも、MRIは嫌いです。狭いドームの中に入っていく、あの閉塞感がとても嫌。
いつも、検査中は目を閉じてしまうのですが「ココから抜け出せなくなったらどうしよう?」なんて恐怖感に襲われるんです。

検査中、
「ドッ、ドッ、ドッ・・・」
 
というような機械音が余計な恐怖を煽るように感じ、そして検査時間も長い。
「もう、早く終わって~」と心で叫び、手に持ったブザーをいつでも押せるように握りしめていました。
 
僕だけかもしれませんが、検査を受けている時に「こうなったら、どうしよう」みたいなネガティブことを思い浮かべてしまうのです。そして、なんとか楽しいことを考えようとするんですが、スグに恐怖心の方が上にいってしまうんですね。
検査は全て嫌ですけど、その中でもMRIは特に嫌いです。
 

妻とのアイコンタクト

MRIが終わり、ストレッチャーで治療室に戻る際に足を’ポン’と叩かれました。
足下に視線をやると涙目の妻がいたんです。
お互い言葉はなく、アイコンタクトを交わしただけでしたが、私はこの時、妻が「大丈夫!」と言ってくれたと感じています。
それで私も「うん」と目で答えたんです。言葉は大切ですけど目でも気持ちは伝わるんですよね。

いい事ばかりを言っても目に真剣さを感じなかったり、目が泳いでしまう人がいますが、まさに「目は口ほどに物を言う」ですね。あらためて、人の目をしっかり見て話すことが大事であると学んだ日でもありました。 
 

驚愕! 僕の貧血。

血液検査の結果、異常に血液が少なかったようです。
ヘモグロビンの数値が5.6ぐらいで、成年男性の正常値が13~16ですから半分以下だったんです。この時に医師から「よく生きてたね(冗談まじり)」と言われたぐらいです。

5月頃からフラフラだったのはこのせいかもしれませんね。
これは後の主治医から聞いた話ですが、ガンが進行してそこからジュクジュクと血を出し貧血になったようです。確かに2011年の12月頃からたくさん血が出ました。これで貧血になったんですね。

そして、MRIの結果もでました。脳梗塞です。

頭部左側下の血管が狭くなり血の巡りが悪く、右半身が麻痺し、言葉にも影響したようです。
ということで、なぜかガンではなく、まずは脳梗塞で入院となったのです。
この時は、まだ、ガンであることはわかっていません。
 
 
<大腸がん脳梗塞>ー記事一覧ー
なぜ、脳梗塞?
その1、救急車で運ばれる
その2、なぜ、脳梗塞?
その3、こころとからだ
検査始まる
その4、まずは胃カメラ
その5、2リットル下剤との戦い
その6、もうバレバレだよ
結果
その7、ステージ4の診断
その8、死ぬ気がしない?
方向性
その9、夫婦の一致
その10、方向性が決まる
その11、ネバーギブアップ

 

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